ダバオ市には交通ルールを順守する市民がたくさんいるものの、ルールを守ろうとしない者たちは今なお存在している。
ダバオ市運輸交通管理局(City Transport and Traffic Management Office 以下、CTTMO)の発表によれば、今年1月から6月にかけて『信号無視やその他違反』で捕まった人々の数は20,740名となっており、合計で1680万ペソもの罰金を回収したとのこと。
CTTMOのDionisio Abude氏は電話インタビューの際に、同局は交通管理や渋滞問題の解決に重点的に取り組んでいると述べている。CTTMOは昨年9月から12月にわたってanti-jaywalking(反信号無視)条例を完全実施しており、それ以来違反者の数が増加したそうだ。恐らく同条例が徹底されたおかげで、今まで捕まらなった違反者たちが次々に捕まったと思われる。
市内には交通ルールの知識が足りない人々が少なくなく、信号が赤の状態でも平気で渡ってくる者もよく見かけている。