ミンダナオ島は栽培に最適な土地に恵まれた島である。しかし他の農産物比べて、野菜市場の景気は遅めになっている。フィリピン南部は豊かな土地を生かして、たくさんの農業従事者が野菜を栽培して生計を立てている。
地元産業の促進を目指すダバオ市のVegetable Industry Council of Southern Mindanao(Vicsmin)は、全国の代表者とともに野菜産業委員会を結成する予定であることを発表した。代表者は各地方から3名(農業従事者のリーダー2名と政府機関1名)ずつ選ばれるそうだ。
Vicsminの会長であるGenovivo Cajesによれば、同委員会は役員に対し各地方が直面している問題を明らかにし、その解決案を模索するとのこと。
アジア太平洋地域における野菜産業の売上は20億ドルを記録し、2012年には30億ドルにまで成長すると見込まれている。カカオやコーヒー事業が盛んな今が、投資を行う絶好のチャンスではないだろうか。