ダバオ市内で発生した、37名もの死者を出すという最悪なケースとなったNCCCモールの火災事故から8ヶ月が経った。今回、事故発生に関わる関係者33人が刑事事件および行政事件で起訴されることが決まった。
Inter-agency Anti-Arson Task Force(省庁間防火機動部隊)の関係者であるAnthony Figurasin氏は8月30日、多数の死傷者を出す結果につながったとして上記33名を無責任なる過失の罪で告訴することを発表。
これら33名にはNCCCモールの職員、Sampling Survey International社の役員、フィリピン経済特区庁の役員、そしてダバオ地方のフィリピン消防局の職員が含まれている。
本事故は、同じくダバオ市内で展開しているその他企業と政府機関に対し、行き届いた火災対策および防止が必要であることを再認識させたはずだ。これ以上の死者を生み出さないためにも、これら対策にきちんと取り組んでいくべきだろう。