【News】打ち上げられたジンベイザメの胃に有毒廃棄物

サマル島ビーチ

8月7日にタグム市の海岸に打ち上げられた、死んだジンベイザメの解剖の結果、胃に有毒廃棄物が入っていたことがわかった。

骨のコレクターであり、多くの骨格標本を展示する、ダバオ市のD’ Bone MuseumのオーナーであるDarrell Blatchley氏によると、解剖の結果、胃には幾つもの異物が詰まっており、エラにはプラスチックカップやジップロックバックが詰まっていた。

「魚にとってのえらは呼吸器です。つまり、プラスチックがえらに詰まるということは、その器官に負の影響しか与えません」と氏は述べた。

打ち上げられたジンベイザメは、長さ14フィート(約4.3メートル)、8月7日の午前5時頃、タグム市のバランガイブサオン、シティオカブガンで見つかった。

Blatchley氏は、ジンベイザメは通常、あちらこちらを遊泳し、ダバオ湾を棲み処ととしているものもいると説明する。またジンベイザメの性格上、人間の不始末の影響を受けやすいとも話す。

ジンベイザメの骨は骨格標本にし、氏の博物館に展示されることになる。