7月22日の午後8時頃、ダバオ市のBarangay Lapu-LapuおよびCentro Agdaoの沿岸エリアに突如巨大な竜巻が発生し、現地および周辺地区の住民に対し避難警報が発令された。
警報は午後10時30分に解除され、避難していた住民に対しそれぞれの自宅に戻るよう指示が出された。ダバオ市のCentral 911からの報告によれば、今回の竜巻で少なくとも市民2名が負傷したとのことだ。
ダバオ市では今回の様な災害時に備えて、電子サイレンまたは警鐘を通じて住民に警告をするシステムがある。それぞれの警報によって内容が異なることから、ダバオに居住・滞在する方には下記のサイレンパターンに目を通し把握してもらいたい。
【電子サイレンによる警告】
・3分間、強弱あり
意味:津波や高潮、暴風および洪水などが迫っており災害発生の恐れ
行動:落ち着いて指定された避難場所に移動し、ラジオやテキストメッセージからの指示に従う
・3分間、一定
意味:危険が去った、あるいは訓練の終了
行動:通常の生活に戻る。避難していた場合は、自宅へと安全に戻る
・30秒、一定
意味:サイレンのテスト
行動:当テストは毎週火曜日の正午に行われる
【警鐘による警告】
・3分間、鳴り続ける
意味:津波や高潮、暴風および洪水などが迫っており災害発生の恐れ
行動:落ち着いて指定された避難場所に移動し、ラジオやテキストメッセージからの指示に従う
・3分間、2回繰り返し
意味:危険が去った、あるいは訓練の終了
行動:通常の生活に戻る。避難していた場合は、自宅へと安全に戻る