【News】過去の悲劇を繰り返すな!ダバオの消防士たち、台湾で最大1ヶ月間のトレーニングを予定

ダバオ国際空港

ダバオ地方のフィリピン消防局(Bureau of Fire Protection:以下、BFP)を監督するWilberto Rico Neil Kwan Tiu局長は7月2日、BFPおよびTaiwan Fire Academy(以下、TFA)が共同で「Friendly Fire Training Program」を行うことを発表。当トレーニングはTFAにて15~30日間にわたって実施される予定となっている。

同氏によれば、訓練期間中の宿泊費は基本的に無料となるそうで、BFPは市役所が訓練生たちの旅費負担を検討してくれることに期待しているとのこと。今回の無料トレーニングプログラムは、2017年以来BFPとTFAが築いた関係により生まれた結果の1つであり、BFPは今月中にマニラにてTFAとの覚書を締結する予定だ。

第一期訓練生のトレーニングは8月に開始されると予想され、当プログラムはダバオ消防士の技術・知識向上を目指す。

2017年に発生し、多くの死傷者を生んだNCCCモールの火災事故。このような悲劇を教訓とし、訓練生たちはダバオ市を守る能力を一層磨き上げることに奮闘することだろう。