【News】2019年、ダバオの補助警官隊に2000ペソの追加手当を約束

サラ・ドゥテルテ市長

サラ・ドゥテルテ市長は4月5日の記者インタビューにおいて、ダバオ市のボランティア補助警官隊が同市の治安維持に大きく貢献したとして、最低でも1年以上補助警官隊として働いている者を対象に2019年1月から2000ペソの追加手当を与えることを発表した。今回の手当は、市から治安維持に対する同警官隊の働きへの感謝の気持ちであるとしている。

さらに、ダバオ市警察署の警視正アレクサンダー・タグム氏の報告によると、2017年5月から補助警官隊が導入されて以来、市内の犯罪率が著しく減少しており、2018年1月~3月の犯罪件数は半減しているという。また同氏は当手当によって約900人の隊員の生活が豊かになると話している。

今回の追加手当により、既に1年以上ボランティア補助警官隊に従事する隊員が週5日間の労働を行った場合、従来支払われている6000ペソに2000ペソが加わり、合計8000ペソの給与が与えられることとなる。