【News】ミンダナオ、鉄道セグメントに対して同時建設の準備を進める

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ミンダナオ開発局の局長であるAbul Khayr Alonto氏は、4月5日に開かれたMindanao Jobs Reportの記者会見において、現在ミンダナオ鉄道セグメントの同時建設への取り組みを始めていることを明らかにした。同氏はさらに、ロドリゴ・ドゥテルテ大統領の政権が終了する前の同プロジェクト完成を目指し、現在も同案件への投資を誘致していると述べた。

またAlonto氏は、長い時間をかけての段階的プロセスは考えておらず、開発局は今年後半もしくは2019年前半には同時建設を開始する予定だと説明している。さらに同局の審議官のRomeo Montenegro氏は、ダバオ-ディゴス-タグムを繋ぐ鉄道計画の詳細な工学設計は現在も製作中であり、今年の6月までに完成する見込みであることを明かした。

このほか運輸通信省は、タグム-ブトゥアン間のセグメントを対象とした実行可能性調査に対する予算も承認していると発表しており、プロジェクトの開始が現実味を帯びてきている。