ダバオ市議会で保健法案についての公聴会が開始された2月23日、ドゥテルテ大統領のなりきりとしてソーシャルメディア上で有名となったタクシー運転手のエルシアス・ブグサッド氏が演説を行い、その場にいた観客をたちまち笑いの渦へと引き込んだ。
同公聴会には上院議員のジェイ・ヴィー・エヘルシト氏、ソニー・アンガラ氏、議員のヘレン・タン氏のほか、他の地方からの市政府の代表らが参加していた。
同氏の演説では、ゲストへのあいさつや自発的なメッセージが含まれていたほか、一部のセリフはドゥテルテ大統領本人が良く述べるものが引用されていた。
さらに同氏は保健法案に対しても、まるで大統領本人が述べているかのように、フィリピン国内におけるヘルスケアシステムを改善する方策を促進していくとコメントし、会場の観客を大いに盛り上げた。
ブグサッド氏は5分間にわたって演説を行い、ドゥテルテ大統領の声やなまりを完璧に真似るなど、本人になりきっていた。