今年1月、ダバオ地方を担当する保健省(以下、DOH)ダバオ地方がダバオでの麻疹予防接種促進を宣言後、現在までに10万人以上の子供たちが麻疹の予防接種を受けている。
報告によれば、2月9日までに既に112,278人の子供たちが麻疹ワクチンを予防接種を受けたという。これは予防接種を必要とする対象児童数198,747人に対して56.49パーセントにまで達している。
ダバオ市内では現在、DOHダバオ地方より各地区に派遣された100人の増員スタッフの支援を受け、全てのバランガイで予防接種の実施が進めれている。また、市民に麻疹の知識を深めてもらうための教育普及活動も積極的に行われている。
都市健康事務局(CHO)は、同サービスが無料であることを改めて市民たちに訴え、病気の感染拡大・蔓延の防止に向け、学校関係者、保護者、児童に報告書の配布などを行っている。また同局は、成人に麻疹の徴候がある場合、通勤を控え直ちに病院を受診するべきだとも述べている。