【News】地元のハラール産業、今後も需要増加で注目

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Philippine Halal Trade and Tourism Exposition (以下、PHTTE)は、より上質なものを買い求める消費者の意欲から、フィリピン国内におけるハラール食品・サービスの需要が引き続き上昇傾向にあると発表した。

PHTTE会長ならびにダバオ市商工会議所(DCCCII)のMarilou W. Ampuan氏は会見の際に、イスラム教徒に加え、他宗教の消費者に対してもハラール食品が受け入れられた今、これらの商品の需要が益々増加していると述べた。

同氏はまた、需要の増加から、豚肉食品やイスラム教が禁止している食品を提供しない施設を今後増やしていくなどして、地元産業を強化していく必要があると言及した。

DCCCIIのArturo M. Milan会長はハラール産業について、ダバオ市の観光および貿易を支持していくためにも、数十億ペソ規模のハラール市場に重点を置くべきべきだと述べた。またダバオ市は、住民の6割をイスラム教徒が占めているマレーシア・クアラルンプールへの直行便も有していることから、ハラール関連施設の必要性がより高いと語っている。