【News】フィリピンタクシー運賃、値上げへ

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昨年の10月に、陸運管理委員会(以下、LTFRB)がタクシー運賃の値上げを承認したことをうけ、タクシー会社は、今年の第一四半期(1月から3月)以内に、値上げをする予定だ。新しい料金は、現在の300メートル毎に3.50ペソから、1キロメートル毎に13.50ペソへ。アイドリング時間は、2分毎に3.50ペソから、1分毎に2ペソへと変更、初乗り運賃は据え置きの40ペソである。

フィリピン国家タクシー事業者協会(以下、PNTOA)は、運賃値上げの申請を昨年の2月に提出した。前回値上げが行われたのは、2010年である。PNTOA側は、特に国内の大都市での交通量の増加に伴う渋滞で、タクシー運転手の所得は著しく減っている。また、タクシーオペレーターも車のパーツや車両価格の値上がり等で、財政難であると話す。

「前回の値上げが7年も前であること、そしてガソリン価格の上昇を最も考慮した」と、LTFRB側は、PNTOAの申請が承認された際に説明した。LTFRBの覚書回状2017-026には、PNTOAは、2018年4月までに、タクシーメーターの調整等をし、使用開始を目指すとなっている。