市内最大のバスターミナル、ダバオ市オーバーランドトランスポートターミナル(DCOTT: Davao City Overland Transport Terminal )は、故郷でクリスマスホリデーを過ごした人々のUターンラッシュが始まり、大変混み合っている。
DCOTTの責任者であるユソップ氏によると、クリスマスを故郷で過ごす人々の帰省ラッシュは、12月24日あたりから始まり、お正月を故郷で過ごす人々の帰省ラッシュは、12月31日にピークを迎えるとのこと。この大規模な人の移動により、バスターミナルは朝の5時から人であふれかえっているという。DCOTTの記録によると、12月22日から今までで、3万人から5万人がバスタミーナルから出発、もしくは到着したとのこと。
「傾向としては、市内で働いている、もしくは学生をしている人々の多くが、家族との時間を過ごすために、Yuletideシーズン(12月24日~1月6日)に故郷に帰ります」と、氏は話した。警備員や機動部隊の協力もあり、クリスマスシーズン中のバスターミナルでの事件・事故の報告は受けていないとのこと。ターミナルにセキュリティーカメラ、スキャナーを追加設置し、乗車中の乗客の安全を確保するため、バス内には防犯カメラが設置してある。
ユッソップ氏によると、途中の道路工事のため、北方面行きを除いては、バスはスムーズに運行しているとのこと。氏は、「DCOTTとしては、この混雑は2018年1月2日まで続くと考えています」と話し、また、「乗客の数は、去年より今年のほうが多い」と付け加えた。