【News】タロモ~プアンのバイパス道路がオープン

道路

2億800万ペソを投じて建設が行われたタロモ~プアン間のバイパス道路が開通し、ウラス近辺の渋滞が40%減少すると予想されている。

公共工事道路局(DPWH)ダバオ地方の報道官であるディーン・オルティズ氏は、たった1台のトラックが故障し立往生しただけで大渋滞が引き起こされる、といった苦情が数多く寄せられていたと語る。その解決策として今回のバイパス道路建設に至っており、ウラスを通る車両の減少につながるという。

ミンタルからトリルまでの移動についても、同バイパス道路を使用することでウラスを通らずに移動が可能になった。ダバオ運輸交通管理局(CTTMO)部長であるディオニシオ・アブデ氏によると、バイパス道路の開通以来、ウラス辺りの渋滞状況に変化が見られているという。また新たに開通したバイパス道路は、ミンタル、ブキッドノン、カリナン、トリル等に向かう運転手にとって非常に有益だともコメントしている。

人口や観光客の増加、建設ラッシュなどにより年々深刻化するダバオ市内の渋滞だが、今後も同様の交通整備プロジェクトを行い、安全で快適に移動できる市の創造に期待したい。