12月14日(木)、天皇誕生日祝賀会が在ダバオ領事館の主催でSMXコンベンションセンターにおいて開催された。在フィリピン日本国大使館の羽田大使が祝賀会のメイン・ホスト役を務めた。両国の国家斉唱に続き、開会挨拶において羽田大使から安倍首相がドゥテルテ大統領が就任後、最も早く訪問した国の首長であったこと、既に2度もフィリピンを訪問していること、また昭恵夫人を伴いドゥテルテ大統領のご自宅にも訪問されたことなど友好関係について述べられた。
ゲストには各国大使、商工会(ダバオ市商工会議所、フィリピンヨーロッパ商工会議所、ミンダナオ日本人商工会議所)、日系企業、地方自治体、大学、NGOなど関係者ら約150名が招待された。参加者が既に知り合いであるケースが多く、あちこちで談笑する様子が見られた。ミンダナオ日本人商工会議所会頭は「新旧のビジネス界の要人が多く出席しておりネットワークを広くする上で大変有意義」とコメントした。
また、羽田大使は、翌15日(金)フィリピン日系人会事務所やミンダナオ国際大学を訪問した。ミンダナオ国際大学や日系人会インターナショナルスクールの学生は、大使が到着する予定の30分以上前から沿道に並んで楽しそうに待っていた。大使が到着されると安倍首相を迎えた時と同じように「小さな世界」を歌い、両国の国旗を振って歓迎し、大使を迎い入れた。
安倍首相のフィリピン・ダバオを訪問された時の大歓迎の様子