【News】ダバオ市、トライアスロン大会開催に3,000万ペソの予算

サマル島

ダバオ市は、2018年3月25日に予定している、アジア最大のトライアスロンイベント、『アルヴェオ アイアンマン70.3 ダバオ(Alveo IRONMAN 70.3 Davao)』 の開催に向け、約3,000万ペソの予算を検討していることが明らかになった。このトライアスロンイベントは、過去6年間、セブのマクタン島で開催されており、市は、今回このイベントを開催できることは、ダバオ市にとって絶好の機会であると考えているようである。

ダバオ市のサラ・ドゥテルテ・カルピオ市長は、イベント主催者やスポンサーと共に行った会見にて、「イベントの開催で、ダバオとミンダナオ島が世界中から注目されることを期待している」と話し、「イベントの目標予算は3,000万ペソである。スポンサーから全予算を集めることができれば、市の予算から出す必要はないが、もし全額集まらない場合には、足りない分は市の予算から捻出して開催する予定」と述べた。

主催側であるサンライズ イベンツの社長、ウィテングス氏は、「ダバオ市で行われるアルヴェオ アイアンマンの初年度は、約1,000人の参加者を見込んでいる。ダバオにいる全てのトライアスロン選手、特に、より多くの女性に参加して欲しいと考えている。」と話した。

また、「最も多い年齢層は30代~40代前半の人となるだろう。参加者の60~70%はフィリピン人になると考えており、25か国以上の海外からの参加者も見込んでいる。各国からの参加者はそれ程多くないと思うが、大切なのは、フィニッシュラインに多くの国の国旗が並んでいることだ」と続け、国際的イベントとなることを期待していると話した。

今回のイベントの主要スポンサーとなるアヤラランド社(Ayala Land、Inc.)の最高責任者であるビスナール氏は、「このイベントが、ダバオに多くの観光客をもたらし、街を盛り上げてくれるだろう。特に、海外からの人々がダバオの美しさを見てくれると良い」と語った。競技は、アズラ・コーブでのスイム、タゴムで折り返すバイク(90km)、JPローレル沿いのラン(21km)で構成される予定とのことである。