【News】ドゥテルテ大統領マラウィ避難民に謝罪

ドゥテルテ大統領は、昨日、イリガン市にある避難所を訪れ、マラウィからの避難民に対し、戒厳令の宣言と約一か月に渡るフィリピン軍と過激派組織イスラミック・ステイト(IS)の影響を強く受けたテロ組織マウテと戦いで、マラウィの街を破壊してしまったことについて謝罪をした。

一方で、5月23日にマラウィを攻撃された際、政府は何らかの措置を取らなければいけなかったことを説明。戒厳令宣言、空爆や爆撃は、マラウィを守る為行ったことであると理解を求めた。また、現地紛争の収束後、マラウイに対し約200億ドルの援助を行うことを約束。国が主導権を持って復興と再建を行うことを話した。

大統領は、同時に、モロイスラム解放戦線との継続的な協議と連邦政府設立が、ミンダナオ島で長期に渡って続いている紛争の解決に役立つことを説明し、政府が今後ミンダナオ南部の平和を追求していくことを誓った。

さらに、マウテ問題が解決されなければ、キリスト教徒とイスラム教徒の間の内戦が続くかもしれないと警告。不法薬物から資金を得ているテロリストは、モロを国家主義から過激主義へ導き、同様のことが起こる可能性について述べ、宗教間紛争になった場合、市民が武器を持ち戦うことになりかねない為、そのような事態を避ける為にも、悪名高いマウテグループをマラウィから早急に一掃する必要があることを強調した。

大統領は、その後、ラマダン明けの準備の為にと避難者に対し食糧と現金の援助を行い、避難民の理解と協力に感謝の意を伝えて避難所を後にした。