ダバオの機動部隊は、6日の朝、マウテグループのリーダーとみられる老人とその家族をダバオ市トリル地区のシラワンチェックポイントで逮捕したとダバオ市警が発表した。 カサモラ・マウテは、マウテグループの最初のメンバーであり、リーダーと考えられている。また、今回の、マラウィ銃撃テロの主犯と思われているマウテ兄弟の父親でもある。
マスクで顔を隠し、綺麗に刈り上げた髪という出で立ちで、妻と思われる女性、義理の息子、義理の娘と一緒に拘束された。拘束時は黒いトヨタのバンに乗車しており、 都市部の病院で治療を受ける目的で移動していたとのこと。現在も尋問が行われている。
その後、拘束されたカヤモラ・マウテは、テロリズムとの関わりはなく、息子に当たるマウテ兄弟ともしばらく会っていないと主張。その一方で、違法に所持していた拳銃、爆発物、いくつかの偽IDと多額の現金を所持していたことがわかった。
ダバオ市のサラ・ドゥトルテ市長は、報道会見にてチェックポイントで拘束を行ったチームの功績を褒め称えた。