米国大使館は2026年5月23日、「EducationUSA」留学フェアをダバオ市で初開催した。このイベントがミンダナオ地方で開催されるのは今回が初めて。
留学フェアは、東南フィリピン大学(以下Usep)オブレロ・キャンパス内の講堂で開かれ、ダバオの学生たちは、米国の主要大学や教育機関の関係者から、米国留学や進学の機会について直接説明を受けた。
本イベントは、米国大使館がUSePおよびダバオ市政府と連携して開催したもので、カレッジ・オブ・セントラルフロリダ、ルイス大学、トライン大学、ミドルテネシー州立大学、ジョンズ・ホプキンス大学ケアリー・ビジネススクール、ライス大学、マンハッタン大学、セントルイス大学、アクロン大学などが参加した。
また、IELTS、SAT、Pearson、EducationUSA Philippines、Fulbright Philippines、AFS Intercultural Programs Philippines、米国政府同窓会ダバオ支部などの教育・試験関連団体もブースを設置した。
今回の留学フェアは、フィリピン人学生に国際的な教育機会を提供するとともに、フィリピンと米国の教育協力を強化するという「EducationUSA」の取り組みを示すものとなった。
米国大使館の広報交流担当副部長ジョージ・メストス氏は、ミンダナオで今回、留学フェアが初開催された意義を強調した上で、イベントに参加した学生や保護者、教育関係者を前に、「ダバオ市で初めて開催されるこの留学フェアという歴史的な機会に立ち会っていただき、ありがとうございます」と歓迎の言葉を述べた。
また、フェア開催に協力したUSePのボニファシオ・ガバレス・ジュニア学長をはじめとする大学関係者に謝意を示し、この連携はフィリピンと米国の強固な教育協力関係を象徴するものだと語った。さらに、イベント実現を支援したダバオ市政府や地元パートナーにも感謝を表した。
メストス氏は、この取り組みについて、「ミンダナオの学生たちに、より身近な形で教育機会を提供する」という米国大使館の方針を反映したものだと説明。今回のフェアは始まりに過ぎず、今後はミンダナオ各地で「EducationUSA」のプログラムや交流事業をさらに拡大していく考えを示した。
また、「私たちの教育協力は、両国が共有してきた歴史を映し出す『生きた遺産』であり、未来へ向かって歩むことを後押しするものだ」と述べた。
さらに学生たちに対し、国際的な挑戦に積極的に目を向けるよう呼びかけ、「フィリピン人学生、特にミンダナオの学生たちは、国際舞台でも十分に活躍できる力を示し続けている」と強調した。
メストス氏はさらに、「私たちが今日ここにいるのは、この地に優れた才能があり、その才能が今まさに世界へ羽ばたく準備ができているからだ」と語った。
一方、USePのボニファシオ・ガバレス・ジュニア学長は、自身も奨学生だった経験に触れながら、学生たちに対し、国際的な教育や学びの機会に積極的に挑戦するよう呼びかけた。また、海外で得た知識や経験は、将来的にフィリピンの発展や社会の向上に生かすことができると強調した。
ガバレス学長は、海外留学は、特に限られた環境の中で大きな夢を抱く学生にとって、当初は困難で不安に感じられるかもしれないとしながらも、強い意志と努力によって道は切り開けると来場者を励ました。
また、ダバオ市のセバスチャン・ドゥテルテ市長の代理として、市議会教育委員会委員長のアントワネット・プリンシペ市議が出席し、「EducationUSA」留学フェアのミンダナオ初開催地としてダバオ市が選ばれたことについて、主催者に祝意と感謝を表明した。さらに、ダバオの若者たちの国際競争力向上と教育機会の拡大につながる取り組みに対し、市政府として引き続き支援していく姿勢を示した。
留学フェアが開幕すると、学生たちは各大学のブースを巡り、奨学金制度や留学プログラムなど、将来の可能性を広げる教育機会について熱心に情報を集めていた。






