【News】ダバオ市、無責任な飼い主増加により昨年は約4,000匹の犬猫が安楽死処分に

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ダバオ市獣医局(以下CVO:City Veterinarian’s Office)によると、昨年、ダバオ市内で保護された犬と猫のうち、4,139匹が飼い主に引き取られず安楽死処分となったという。

CVO臨時責任者のゲイ・パラー医師は、2026年2月6日に開かれたISpeakメディアフォーラムで、「この数字は、昨年バギオ地区マラゴス村にある動物保護施設に収容された6,957匹の85%にあたります」と述べた。

CVOでは、路上で放浪している動物を保護することで、ヒトに感染する恐れのある致死性ウイルスである狂犬病の拡散を抑制しているという。

パラー医師は、「残念ながら、責任ある飼い主よりも無責任な飼い主の方が多いのが現状です。昨年は66匹の犬と猫が狂犬病陽性と判定されており、これは市民にリスクをもたらす可能性がありました」と話し、市民に対して責任あるペット飼育を呼びかけた。

狂犬病の主な症状

狂犬病は感染すると致死性が高く、特に症状が現れ始めると、患者はすでに末期段階とみなされるという。

CVOは市内の学校やバランガイ(行政区)で、引き続き狂犬病に関する教育や啓発活動を行っている。

世界保健機関(WHO)によると、狂犬病ウイルスは犬、猫、家畜、野生動物など哺乳類に感染し、通常は咬傷や引っかき傷、粘膜との直接接触を通じてヒトや他の動物に広がるという。

潜伏期間は通常2~3か月だが、ウイルスの侵入部位や感染量などによって1週間から1年まで変動する場合があるとされる。

初期症状には、発熱や痛み、傷口における原因不明のチクチク・ヒリヒリ・灼熱感などが含まれる。

ウイルスが中枢神経系に到達すると、脳や脊髄に進行性で致死的な炎症が生じる。ヒトにおける臨床狂犬病は管理することは可能だが、治癒は極めて稀で、多くの場合、重い神経障害を伴うとされている。

パラー医師によると、捕獲された動物はまず保護施設に収容され、飼い主が引き取るのを3日間待機するという。飼い主が現れなかった場合、適切な麻酔処置のもとで安楽死が行われ、焼却処分されるという。

譲渡プログラム

CVOは、2025年9月28日から譲渡プログラムを開始しており、収容された犬の一部はリハビリを経て譲渡される予定である。

パラー医師は、「譲渡については、収容された動物すべてをリハビリしたいのは山々ですが、予算の制約があり、すべてに継続的に対応することはできないのが現状です」と述べた。

これまでに26匹のペットが譲渡されたという。

譲渡希望者は、適切な飼育が可能かどうかの評価を受けることになっている。

また、ダバオ市政府はペットのリード着用と登録を義務付ける条例の制定を推進しており、条例が可決された場合、違反者には1,000ペソから5,000ペソまでの罰金が科される予定だという。

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