5月24日、ロドリゴ・ドゥテルテ大統領は、3億4,500万ペソを投じた、ダバオ市マアバランガイ、ディバーションロード沿いのダバオリバーブリッジ(ダバオ川の橋)の完成式に参加した。このプロジェクトは、橋を2車線から6車線にするものである。
公共事業道路省(Department of Public Works and Highways)の広報担当であるディーン・オルティズ氏によると、工事の第一段階は2015年に始まり、2017年に終了、そして第二段階が同年に始まり、今月の24日に終了した。
交通に関する市議会委員会の副委員長も務める、ダバオ市議会議員のジーザス・ジョセフ・ゾゾブラドⅢ氏は、「北方面、南方面へ行くドライバーの多くが通るこの橋の拡幅は、大変意義のあるものです」と話した。
また、ダバオ市のバーナード・アルアグ副市長は、「このプロジェクトの完成は渋滞の緩和に大きく貢献するでしょう」と話した。
拡幅された橋は、すでに6車線となっているディバーションロードや先ごろ開通したタロモ/プアンバイパスとつながり、ダバオ州から、南ダバオ州やブキドノン州へと直接抜けられる。
ディバーションロードは、大型の貨物トラックやバスが、市内のダウンタウンエリアを通らずに南・北方面へと抜けられる道であり、6車線へと拡福したことにより、交通の流れがスムーズになり、それと共にディバーションロードのみではなく、ダウンタウンエリアの渋滞緩和に繋がることが期待される。
大統領は、「この道路は交通の大動脈となるだとう」と述べた。また、大統領は橋の上での違法駐車を取り締まるよう、ハイウェイパトロールチームに要請した。
橋は、ダバオの観光地であるダバオクロコダイルパークとギャップファーミングリゾートに近いことから、更なる観光客誘致も期待できる。