St. Luke’s Medical Center(SLMC)のCEOであるArturo S. de La Peña氏は5月5日、8月までに規制上の要件を満たし、ダバオ市のラナン地区で開発中の集合住宅地「Azuela Cove」に国内3つ目の拠点となるSt. Luke’s Davaoの起工式を行う予定であることを発表した。
起工式は2018年9月または10月までに行うことを目指しており、Ayala社関連の建設会社に依頼を行っていることから、建設完了までは1年未満を見込んでいる。
St. Luke’s Davaoは250床のベッドが完備された12階建ての医療施設になる予定で、完璧な医療サービスの提供を目指しており、建設および医療機器調達予算には60~70億ペソが投じられるとされている。
SLMCは国際機関も認める世界クラスの医療サービスを誇るフィリピンの大手医療施設であり、ケソン市とタギッグ市に拠点を置いている。そのような医療施設がダバオに進出することで、市内の既存医療施設を刺激し、ダバオ市全体の医療レベルが上がっていくことに期待したい。