ダバオ市長のサラ・ドゥテルテ=カルピオ氏は3月16日、「第81回 Araw ng Dabaw」のパレード後に記者会見を行い、向こう3年以内に中国政府と提携して大きなプロジェクトを市内で実施することを予定していると発表した。
市長は同日、中国の趙鑑華(Zhao Jianhua)駐フィリピン大使と会談を行っており、非常に有益な会談であったと述べている。さらに、「今後3年間は非常にエキサイティングな年になりそうです。ダバオ市のための大きなプロジェクトがあるからです」と、具体的なプロジェクトの名前は明かさなかったが、中国との協力で大きなプロジェクトの話しが持ち上がっているのは確かなようだ。
趙鑑華氏といえば1月12日、昨年末のNCCCモールの大火災の犠牲者38人の家族に対する義援金500万ペソの受け渡しの際にもダバオ市を訪問している。
近年中国は、ダバオ市政府のさまざまな取り組みに対する支援を拡大しており、今回の同氏のダバオ市訪問についても、ダバオ市と中国のパートナーシップの強さが見てとれる。
今後、市内でどのような大プロジェクトが動き出すのか、市長の動向からますます目が離せなくなりそうだ。