サマール島は、増加する環境問題とされる海洋ごみへの対応として、国連開発計画(以下UNDP)アクセラレータラボを通じた実験プロジェクトを開始した。
このプロジェクトは、日本の持続可能な開発目標イノベーションチャレンジの一環として、日本のコンサルタントである伊藤祐一氏と協力して行われ、先進的なリモートセンシング技術を用いて海洋ごみを検出することを目的としている。 サマール情報局からの情報によると、この取り組みは、メトロマニラで以前に試験されたモデルを再現し、サマールの沿岸域でのごみ管理を強化し、循環型経済を促進することを目指している。
2024年10月16日、プロジェクトチームはサマール島およびダバオ湾周辺で海洋ごみが多くある場所の確認をした。 また、アル・デイヴィッド・ウイ市長に表敬訪問した後、市の管理者であるニエルジュン・エスドレロン氏を通じて、観光業関係者、漁業従事者、フィリピン沿岸警備隊(PCG)、フィリピン国家警察(PNP)海事部門の代表を集めたワークショップを開催し、リモートセンシング技術を活用した将来のごみ管理改善策について議論した。 このワークショップでは、サマール島の沿岸と内陸の資源を保護し、効果的なごみ管理を実現するために、さまざまな分野が協力し、共同で行動する重要性が強調されている。
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