市災害リスク軽減管理局（以下CDRRMO）は、川や、地滑りが起こりやすい地域に住むダバオ市民に対し、特に雨季の間、警戒を怠らないよう助言した。
CDRRMOの責任者であるアルフレド・バルラン氏は、フィリピンで現在ラニーニャ現象が発生していると発表した。ラニーニャ現象では、局地的なん豪雨、東風、および台風に発展する可能性のある熱帯収束帯を引き起こし、特に午後や深夜にかけて激しい降雨を引き起こす。 バルラン氏はまた、連続した降雨が地滑りを引き起こす可能性があるため、地滑りが起こりやすい地域の住民に警戒するように呼び掛けた。
また、市内の河川チャネル、上流から下流まで、そして沿岸地域に早期警報装置を設置している。これらの装置は、ダバオ、タロモ、ブナワン、ラサン、リパダス川沿いのバランガイを含む高リスク地域の住民に対して素早く警告を行うという。
また、廃棄物のつまりが洪水につながることもある為、洪水が発生しやすい地域の運河を継続的に清掃し、市の排水システムを維持していると述べた。廃棄物に関しては、ポイ捨てに対する意識改革をしなければならないだろう。また、この時期にダバオに訪れる方々も常に傘を常備する必要がある。
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