観光省ダバオ地方事務所(以下DOT11)は、今年第3四半期のダバオ地方の観光客入込数合計232万5,825人を記録したと発表した。DOT11によると、この増加はダバオ地方がMICECONやアイアンマン70.3などの様々な国際的、国内的イベントを開催したこと、またダバオでフィリピン体験キャンペーンを実施し、一流の観光地、文化、遺産、芸術にスポットライトを当てたことによるものだという。
2023年の最初の四半期と第3四半期を比較すると、46.91%の増加である。同地域の海外市場トップは、米国、中国、日本、韓国、インドであった。ダバオ地方の観光活動の商品ポートフォリオには、ダイビング、大規模ビジネス会議(以下MICE)、ネイチャー・ベンチャー、農業、文化活動などが含まれる。
観光客のほとんどがMICE施設のあるダバオ市に長期滞在すると報告書は述べている。しかし、サマル島のガーデンシティ、マティ市のダヒカン、ディゴス市のカパタガンなど、地域全体にMICE後のアクティビティも充実している、
また、11月30日現在で457の観光企業が認定されており、2022年11月時点の259に比べ74%増加していることも報告した。自然や文化からMICEやアドベンチャーまで、観光商品の多様性は、ダバオ地方の主要な観光の魅力である。
DOT11が2024年に向けて計画している計画やプログラムには、フィリピン・エクスペリエンスの地方開催、ダバオ観光関係者とのビジネスミッション、地域観光サーキットの再検討などがある。2024年も観光客の増加に期待できそうだ。
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