ダバオ地方を代表するボクサーでIBFスーパーフライ級チャンピオンであるジェルウィン・アンカハス氏の今後の展望を伝えるニュースが米国より報道された。
パナボ市出身のボクサーであるジェルウィン・アンカハスは現在、2月3日にテキサス州コーパスクリスティで行なわれる、メキシコのイスラエル・ゴンザレスとのIBF 115ポンドの4度目の防衛戦を控えている。世界のボクサーをプロモーションするボブ・アルム氏は米国で、アンカハスの才能に大きな期待を寄せているとコメントした。
「Philboxing.com」の公式ウェブサイトによると、アンカハスのマネージメントサイドは12月24日に2年契約のオファーを正式に結んだとしている。今後2年間は少なくとも年間3試合を行うという契約内容になっており、連勝記録を伸ばすことでアンカハスはボクシング界のスターになれるはずだというアルム氏の発言からも、期待の大きさがうかがえる。
アンカハスは、「米国で試合をするのが私の夢です。そしてそれが間もなく現実になります」と喜びを語った。
フィリピンでは世界的に有名な元世界チャンピオン「マニー・パッキャオ」が、4月に米国で再びボクシングのリングに戻る可能性があるという報道があり、国民の間では期待が高まっている。2018年はパッキャオの復帰に新星アンカハスの米国リングデビューなど、フィリピンボクシング界にとって明るい1年になりそうだ。