8月25日、ダバオ市立図書館(以下CLIC)がフィリピン国立図書館(以下NLP)とアジア財団(以下TAF)から2つの賞を受賞した。
マニラのエルミタにあるNLPのエピファニオ・デロス・サントス・オーディトリアムで行われた授賞式では、CLICが2022年度の年間最優秀公共図書館賞と、最も革新的な公共図書館賞(Adaptive Programs and Activities Conducted)を受賞した。
NLPとTAFは、22年に対面・オンラインを問わず約164,205人の利用者にサービスを提供した図書館の目覚ましい業績を評価した。CLICのこの功績は、地域住民へのサービス提供に対する最大限のコミットメントとして、他の公共図書館に刺激を与えた。その他、公共サービスに対する真摯な取り組みと無私の献身を示す点も評価されている。
この受賞について、CLICのFacebookページには「ダバオ市民への献身的な奉仕が評価されたことは、私たちにとって大きな喜び。ダバオ市政府の絶え間ない支援にも感謝する」と投稿された。
CLICは、会議室、円形劇場、子どもと大人のための読書スペース、情報技術センター、カフェ、オーガニックの屋上庭園を備えた4階建ての施設と4台の移動図書館から成り、すべてのダバオ市民に本へのアクセスを提供している。