Covid-19タスクフォース・ダバオは、ダバオ市の1回目の接種が終わった人の割合が51.69%となり、とても素晴らしいことだとコメントを発表した。1日15,000人への接種に向けて取り組んでいるダバオ市だが、ワクチンの供給が追い付いていないことが現在課題となっているようだ。
9月8日、Covid-19タスクフォース・ダバオのMichelle Schlosser報道官はダバオ市の災害ラジオに出演し、ワクチン接種の状況について語った。そして、「9月4日時点で620,284名が1回目の接種を終えたことを確認しました。現在進行している2回目の接種については、347,797名が接種を終えています。かなり大きな数です。1回目の接種が終わったのが51.69%、2回目が28.98%となりました」と語った。
また、保健省ダバオ支部も、「51%に到達したというのは素晴らしいことです。実際に、(私たちは)常に称賛しています。たくさんワクチンを終えた人がおり、ワクチンを打ちたいと思っている人たちにも何ら問題はないので、幸先はいいです」とコメントしている。
しかし、課題もある。ダバオ市は1日15,000名へのワクチン接種を進めようとしているが、保健省からの供給に依存されているため実現していない。Schlosser報道官は、「今週到着した量はかなり少ないです。ファイザーが13,455回分、シノバックが3,125回分、アストラゼネカが600回分です。しかし、私たちはまだ待っています。1日15,000回というのが市長の掲げるゴールだからです」とコメントした。
サラ・ドゥテルテ=カルピオ市長は、1日15,000回のワクチン接種を実現できる会場を準備しているので、ワクチンの供給量をもっと増やしてほしいと保健省に既に依頼している。ワクチンの供給量が増えれば、ダバオ市のワクチン接種はさらに加速していくことだろう。
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