ダバオ市役所は、第30回東南アジア競技大会(SEA Games)にてメダルを獲得したダバオ市出身のアスリートに報奨金を配った。この大会のホスト国はフィリピンであり、同大会で特に功績を残した計17名のアスリートが対象となった。
まず、女子ボクシングフェザー級で金メダルに輝いた「Nesthy Alcayde Petecio」選手、女子アーニス(フィリピン伝統の棒術格闘)バンタム級で金メダルに輝いた「Jezebel Morcillo」選手、そして男子サンボ82キロ級で金メダルに輝いた「Chino Sy」選手には、それぞれ30,000ペソが渡された。また、Sy選手の姉である「Sydney Sy」選手は、既に10,000ペソの報奨金を、女子クラッシュ(ウズベキスタン発祥の格闘技)70キロ超級で銅メダルを獲得した際に受け取っている。
また、現在ベトナムのハノイで東京五輪に向けたトレーニングをおこなっており、31日に開催されるSEA Gamesに参加する予定のMorcillo選手、およびPetecio選手もまた報奨金の対象となっている。障害物リレーのKlymille Keilah Rodriguez選手は、共に金メダルを獲得したチームメイトのNathaniel Sanchez選手と報奨金50,000ペソを半分ずつ獲得した。さらに、男子ソフトテニスの金メダルを獲得したチームに属するMark Anthony Alcoseba選手も、報奨金と対象となった。
さらに、銀メダリストである女子クラッシュ57キロ級のJenielou Mosqueda選手、男子柔術69キロ級のMarc Alexander Lim選手、女子ラグビーのAgot Danton選手、男子水球のMummar Alamara選手、Abnel Amiladjid選手、およびFrancis Phillip Saura選手は、それぞれ20,000ペソの報奨金を獲得した。
また、銅メダリストの男子柔道団体のJackielou Escarpe選手、男子柔道90キロ級のCarl Dave Aseneta選手、男子5000メートル走のSonny Wagdos選手、およびデュアスロン混合リレーのMary Pauline Fornea選手は、それぞれ10,000ペソの報奨金を獲得した。
ダバオ市にはこれだけ多くの素晴らしいアスリートがいる。その中には、今月おこなわれるSEA Gamesや、夏におこなわれる東京五輪に参加する選手もいる。彼らが明るいニュースを届けてくれるのが待ち遠しい。