【News】ダバオ出身の「Nesthy Alcayde Petecio」選手、東京五輪内定

ダバオ出身の女子ボクシング選手が、東京五輪内定を決めた。国際ボクシング協会(AIBA)主催の2019年世界女子ボクシング選手権チャンピオンである「Nesthy Alcayde Petecio」氏は、東京五輪内定の電話を受けて涙を流した。

3月19日、国際オリンピック連盟のボクシング・タスクフォースは、フィリピンオリンピック委員会に対しPetecio選手の出場枠を設けると報告した。この報告はコーチであるNolito Valasco氏の耳にも届き、とても感動したと語った。Petecio選手は、「コーチ、そして偉大な神に本当に感謝しています。緊急事態だと兄弟に電話をするよう嘘をついて呼びかけて、このことを伝えたら一緒に泣いて喜んでくれました。日本にいる兄や姉も一緒に泣いてくれました」と語った。

Petecio選手の不安は相当なものだった。2021年に予定されていたオリンピックの出場をかけた大会は、新型コロナウイルスの影響で延期されていたからだ。その後、オリンピックの出場権はAIBAの世界ランキングに委ねられることとなり、Petecio選手はランキングで有利であることに自信を持ち、全てを神に委ねたという。Petecio選手は「私は最新のランキングで5位でした。4位までの選手は既にオリンピックに内定していたので、ランキングで決まるのなら、候補の中で一番有利であると思っていました。ランキングで何が起きようとも、神のみを信じました」と語った。また、同国のCarlo Paalam選手も、男子52キロ級での出場を決めた。

東京五輪への出場が既に決まっていたボクシングの代表選手は、4名いる。Eumir Felix Marcial選手、Irish Magno選手、Charly Suarez選手(ダバオデルノーテ州 バランガイSawata出身)、およびMark Anthony Barriga選手の4名だ。

現在、Petecio選手、Magno選手、およびPaalam選手は、タイ代表の選手とともにオリンピックに向けた強化練習に参加するための自主隔離に入っており、強化練習の後、3月31日には、ベトナムでの東南アジア競技大会に出場する予定となっている。

東京五輪には外国からの応援は駆けつけることができないが、日本に残る、ダバオにゆかりのある人たちで応援できればと思う。