【News】ダバオ市内の刑務所で「覚せい剤」が見つかる

検問所 チェックポイント

クリスマスイブの日、ダバオ市内の刑務所で「覚せい剤」が見つかった。ダバオ市長のサラ・ドゥテルテ=カルピオ氏は、警察に対してMaaにある刑務所内で発生した、違法薬物の持ち込み事案を調査するよう指令を出した。どのように刑務所内に持ち込まれたのだろうか?

この日、宗教団体の一員だと自称する人物2名が逮捕された。彼らはラーメンのパックを持っており、その中には覚せい剤の入った袋が複数個入っていた。その価値は180万ペソにもなる。これに対し、サラ市長はラジオ番組において、刑務所内で発生した覚せい剤の持ち込み事件に、刑務所に関する機関であるBJNP-Davaoの職員が関与していたか調査をおこなったと語った。

サラ市長は、容疑者2名が63歳と34歳の男性で、違法薬物を刑務所の男子ドミトリーに侵入して持ち込もうとしたと語った。同氏曰く、ラーメンは刑務所職員によって検査され、複数の覚せい剤が没収されたという。

BJMP-11代表のエド・ロベニア氏は、既に職員が関与していなかったか確認するために調査をおこなったと語った。その結果、刑務所の職員は誰も関与していなかったという。またロベニア氏は、誰も刑務所内で違法薬物の取引をしてないと断言し、今回没収された覚せい剤は薬物を使う収容者のために運ばれたものだと推測されると語った。