Bunawan警察署は、NCCC Mall Victoria Plaza（以下、Victoria Plaza）のフードコート内で麻薬取引を行っていたとして、薬物の売人を逮捕した。同警察署によると容疑者は、Tagum市在住の50歳の無職の女性で、容疑者から120万ペソ相当の覚せい剤を押収したとしている。
Bunawan警察署長のNoel Villahermosa氏によると、容疑者の女性は別の薬物事件で8年間刑務所に収監され、2018年に釈放された元囚人であるという。同氏は、容疑者の女性がBunawan地区で麻薬を販売していたという報告を情報提供者から受け、捜査を開始したと述べた。
その後、おとり捜査が計画され、ダバオ市の中心部にほど近い、JPローレル通り沿いのVictoria Plazaで取引が設定された。1月29日午後2時ごろ、おとり捜査官は容疑者の女性との接触に成功し逮捕に至った。おとり捜査官は、今回の偽取引で1万5千ペソ相当の麻薬のほかに、120万ペソ相当の覚せい剤や密売取引で使用される携帯電話、薬物の吸入器具も押収した。
フィリピン国内では治安がいいことでも知られているダバオ市だが、旅行者といえどもこうした麻薬の誘惑は身近なものだということを覚えておきたい。また、販売者のみではなく、外国人であったとしても、 所持者や使用者には厳罰が課せられることは言うまでもない。
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