【News】ダバオ市内で押収される違法薬物は増加傾向に

オスメニャパーク

フィリピン麻薬取締局(Philippine Drug Enforcement Agenc 以下:PDEA)-ダバオは、2020年の1月と2月だけで少なくとも322件の麻薬撲滅作戦を実施した。

PDEA-ダバオのBehn Joseph Tesiorna氏によると、フィリピン国家警察および他の法執行機関と協力して、1月に182件、2月に140件の作戦を実施した。

1月と2月の作戦では合計280人が検挙され、280人のうち、182人が麻薬密売容疑、残りの98人が麻薬所持容疑で逮捕された。

Tesiorna氏は、1月の作戦では596.1グラムの覚せい剤と1,080グラムのマリファナを押収し、 2月の作戦では、883グラムの覚せい剤を押収したと述べた。1月と比べ、2月の方が作戦回数は少なかったものの、薬物の押収量は2月の方が多かったと語り、違法薬物の供給量が増加している可能性について言及した。

ダバオ市に入ってくる違法薬物の最大の供給元は首都圏からで、Tesiorna氏によると、密売人は海上ルートか、陸上ルートで輸送していたという。現在は各輸送手段も制限されているが、再び都市封鎖が解かれた後に、どれだけの対応ができるかが勝負となりそうだ。

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