サマル島アイランドガーデン市のビーチリゾートが8月1日から再営業を開始した。同市の新型コロナウィルス感染症に関する省庁間タスクフォース(IATF)は、3月のパンデミック以降、営業停止をしていたサマル島のビーチリゾートについて、条件付きながら再営業を認めた。
再営業を開始できるビーチリゾートは、自治体から営業許可書と、観光省より再営業に関しての証明書を取得していることが前提条件で、新型コロナウィルス感染症を防ぐための衛生管理を徹底すること、収容人数の50%以内で、予約をしている訪問者の受入れのみ可能だということだ。当日客の受入れは当面見送る。
また、ビーチリゾートでのスキューバ、マリンスポーツ、山間部トレッキングなどのアクティビティは許可されず、21時から翌朝5時までの夜間外出禁止令及び、アルコール類販売禁止令はリゾート内において、引き続き継続されることになるという。
7月27日時点で、観光省から再営業に関しての証明書を取得したビーチリゾートは30か所となっている。サマル島のビーチリゾートについては、7月上旬に一旦再営業が許可されたものの、新型コロナウィルス感染症の患者数が増加したことにより再営業が延期されていた。