ダバオ市サラ・ドゥテルテ市長は、ダバオ空港に到着した乗客に無料のRT-PCRテストを提供すると発表した。ダバオ市は、市への航空便に搭乗する場合の要件として、72時間以内に行われたPCRテスト(逆転写ポリメラーゼ連鎖反応テスト)の陰性結果を求めている。その場合の選択肢は以下の2つ。
1) 空港または出発前に現地で自費でテストを受ける
2)ダバオ国際空港内にて無料のRT-PCRテストを行い、結果が出るまで24時間から最大48時間施設内で待機。
上記の決定は22日火曜日、サラ・ドゥテルテ市長及びコロナウイルス対策タスクフォースの会談において行われた。先週、サラ・ドゥテルテ市長は、ダバオ行きの航空旅客は全員、出発の24時間から72時間以内に行われたPCRテストの陰性結果を示す必要があると発表した。
市長はまた、「ダバオ行きの旅客機の乗客がダバオ国際空港に到着したら無料でテスト受けられるようになるが、その場合結果がでるまでの間、空港内の待機場所で待つ必要がある」と述べた。
ダバオ空港内には民間企業の協力により、新たにコロナウイルスのテスト用スペースや、待機スペースが設置されている。また、出発地で72時間以内にテストを受けたが、結果を受け取っていない場合は、結果が判明するまでダバオ空港を出ることはできない。12歳以下の子供は、同伴する成人の乗客が陰性のRT-PCR結果を示せば、テストが免除される。