3月15日よりダバオ市政府指導のもと、コニュニティー隔離下にあるダバオ市。市が発表しているガイドラインには、人との接触を避け、2メートルの距離を置くことが記されている。
市民の足となる公共交通システムも、乗客数を制限されており、ジプニーについては、定員の半数を上限とするとしている。これを受けて、現在はジプニーの数が激減し、それにより1台のジプニーに多くの人が押し寄せ、制限数を越えて走行しているジプニーが多くみられる。市政府は、乗客やジプニードライバーに対し、ガイドラインに従うよう協力を呼び掛けているが、混乱は続いている。
この制限はもちろん、ジプニードライバーの生活を圧迫するものであり、サラ市長はドライバーの収入に影響を及ぼすことを認めた上で、11,880ペソの資金援助を行うことに言及した。
また、サラ市長は市民に対し、公共交通機関を利用する際には、必ずマスクを着用するよう求めている。
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