6月9日にダバオ市サラ・ドゥテルテ市長が、これまでダバオ地域（Davo Region）内の移動に関して条件としていた、移動許可証の提示を取り下げる発表を行った。
発表の前日6月8日には。同地域の政府コロナ対策タスクフォース及び地方自治体の話し合いが行われ、両者の間で、6月15日まで予定されている一般コミュニティ防疫下での移動許可証の提示取り下げが同意された。
この取り下げはあくまでも、移動が必要と認められる場合に限られており、一般コミュニティ防疫下で理由なく出歩ける状態、という意味ではない。
移動が必要であると認められる場合とは、「仕事、家族の緊急事態、医療、及び人道的理由での移動」と定義されている。ただしダバオ地域内に設置されている検問所を通過する際には、医療機関からの証明書の提示が必要となる。また、ダバオ地域外への移動に関しても、これまで通り移動許可証が必要である。
しかしながら、ダバオ地域内に設置されている検問所を通過する際には、医療機関からの証明書の提示が必要となる。またダバオ地域外への移動に関しても、これまで通り移動許可証が必要である。
移動許可証は、ダバオ市警察署で取得可能となっている。ダバオ市は、サンペドロ通りのダバオ市警察署（DCPO）内に、移動許可証が一度で取得できる「ワンストップショップ」を設置している。サラ市長は、必要書類が揃っていればその場で医療通関書（移動許可証）が手に入る、と語った。
移動許可証の取得には、①記入フォーム（フォームはダバオ市警察署管理棟ロビーで入手可能）、②在住地区（バランガイ）議長からの証明書、③保健省認定病院等からの医療証明書の、3つの証明書の提出が求められる。
