ダバオ市当局は、ハイプライオリティーバスシステム(High Priority Bus System:以下HPBS)計画に遅れが生じていることを明らかにした。
HPBSは、2020年までに公共交通システムを効率的かつ環境に配慮したものにすることを目標とした、公益事業車両近代化プログラム(Public Utility Vehicle Modernization Program)を支援するダバオ市の取り組みである。
当局は、計画が遅れている理由として、現在の公共事業ジープニーシステムとHPBSではフランチャイズ形式が異なる点を挙げている。また、当局のTristan Dwight Domingo氏は、「バスは、ジープニーと比べ、運転手に求められるサービスのレベルは高く、運行基準をより厳格なものにする必要がある」と述べた。
筆者も日常生活でジプニーを利用しているが、依然としてバスよりもジプニーの台数の方が圧倒的に多い印象を受けている。今後どのようにHPBS計画が進展していくのか、注目していきたい。
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