【News】ダバオ市、コミュニティー隔離で犯罪が減少

検問所 チェックポイント

3月15日にダバオ市政府により発表された、新型コロナウイルス(以下、COVID-19)の感染拡大防止を目的としたコミュニティー隔離施策により、市内で発生する犯罪件数が減少している。

コミュニティー隔離下では、不要不急の外出を避け、大勢の人が集まるような集会や宗教活動を控える要請されている。もちろん、市内の幼稚園から大学院まで、授業はダバオ市の非常事態宣言が解除されるまで中断される。コミュニティ隔離の実施後は、市街の人影もまばらだ。

ダバオ地方警察の報道官Eudisan Gultiano氏によると、市内の犯罪件数は減少傾向にあり、特に重犯罪の報告は皆無に等しいという。ちなみにダバオ市内では、3月2日から8日までに合計24件のインシデントが記録されているが、3月9日から15日には16件まで減少している。同氏は、もともと犯罪件数が減少傾向にあったダバオ市だが、COVID-19を起因とするコミュニティー隔離によって、今後も減少が続くという見解を示している。

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