化学技術省(Department of Science and Technology:以下DOST)のAnthony Sales氏は、ロドリゴ・ドゥテルテ大統領の承認を得られ次第、自治体センター(Regional Government Center:以下RGC)の建設プロジェクトに向けた準備活動を開始すると発表した。
RGCは、ダバオ市の全政府機関が市民により良いサービスを提供する”ワンストップ・コンセプト・センター”になることを目指して2018年2月に発表されたプロジェクトだ。約95ヘクタールの本センターは、Bago Oshiro地区にあるBureau of Plant Industryの敷地内に建設される予定。
国家経済開発局(National Economic and Development Authority)のMaria Lourdes Lim氏は、官公庁間の距離が近いほど行政効率や生産性が向上するとして、RGCについても同じことが言えると説明している。
Sales氏は4月10日、ダバオ市評議会にて、同センターは現在、土地所有権の転移を許可する行政命令を待っていることを明らかにし、本命令は6月までに出されると期待されている。
RGCの設立は、プロセスの円滑化に確実に役立ち、ダバオ市民だけでなく、特に政府機関内の相乗効果を促す利益をもたらすだろう。