ダバオ市はダバオ市初のファーム ツーリズムを正式に運営していくため、認定にむけた取り組みを進めている。認定を受けることができると「ダバオでファーム ツーリズムができる」ことを保証する役割を果たし、観光客も増加すると考えられる。
ファーム ツーリズムとは、一般的に教育目的やレクリエーション目的の観光客が、農場ならではのアクティビティを体験し、農場と地域社会に追加収入をもたらすものを指す。アクティビティは、訪問先のファームによって異なり、ハイキングや、乗馬、とれたて野菜を食べたり、その地域の動植物について学んだりすることができる。
ファーム ツーリズムに認定されるための必須条件として、各農家はビジネス許可を取得しなければならない。もし、認可がおりなければダバオ市は正式にファーム ツーリズムとして売り出すことが出来ない。
ダバオ ファーム ツーリズム協会(Davao Farm Tourism Association)のVal Turtur 会長は、ファーム ツーリズムの一つとして正式に認定され、農作物の付加価値が上がり、ダバオが観光客の目的地となり、ダバオでの農業が価値あるものとされることで、ダバオ市民の利益につながることを望んでいると語った。