ダバオ市運輸交通管理局(City Transport and Traffic Management Office 以下、CTTMO)は、街のいたるところにある違法駐車車両に対する取締を強化するため、新たに2台の牽引車を導入したと発表した。2015年の地方自治体災害リスク軽減管理基金の下、2つの新しい牽引車の購入のために合計950万ポンドが授与されており、今回の新車両導入ににより違法駐車や放棄車両の取締を行う牽引車両は合計4台となった。
CTTMOのディオニシオ・アブード氏は「今や、ダバオには大通りができたが、残念なことに違法駐車があとを絶ちません。私たちは違法駐車やその他の道路交通法違反に対する取締を強化する必要があります。」とコメントし、牽引車が災害の際の救助活動にも使用されると付け加えた。
今年1月から9月10日までにCTTMOは、自動車、オートバイ、三輪車、およびトライシクルを含む758車両を牽引して拘束している実績があり、「トラックやバスのような大きな車両の逮捕や、救助活動に使用するために、これからも、より多くの牽引車を導入していきたい」とアブード氏は語った。