【News】市内医療従事者へのワクチン接種状況は順調に推移

SPMC

3月15日(月)、ダバオ市は3月8日から私立病院に勤務する医療従事者向けのシノバックバイオテック社のワクチン接種に関して、3月11日(木)時点で市内2,400名の私立病院に勤める医療従事者のうち2028名、約85%で接種の1回目が完了したことを報告した。

ダバオ市新型コロナウィルス対策室によると、ワクチン接種を受けた私立病院の医療従事者は、Davao Doctor’s Hospital、San Pedro Hospital、Brokenshire Hospital、Davao Medical School Foundation Hospital、Davao Adventist Hospital、Metro Davao Medical and Research Center、Holy Spirit Community Hospital、Davao One World Diagnostic Center、及びダバオ市保健事務所に勤務する者であるということだ。

一方、ダバオ市内で最も早く3月5日(金)からワクチン接種が開始されたフィリピン南部医療センター(SPMC)に勤務する医療従事者や関係者ら4,200名に対しては、既に3,570名が1回目のワクチン接種を完了しているが、その中でも接種後112名が、めまい、軽度の頭痛、かゆみ、注射部分の発赤、吐き気など、軽度の副作用があったと報告されている。

これまでのところダバオ地方に届けられたワクチンは中国シノバックバイオテック社のワクチンが33,600回分、英国アストラゼネカ社のワクチンが20,000回分となっており、接種の順番は、まず最初に医療従事者とその関係者、次に60歳以上の高齢者、さらに社会福祉開発局が管理する収入の少ない432,549名の貧困層、そして5,200名の警備業務に従事する者が続く予定である。