【News】ダバオ市、カカオ産業に200万ペソの予算を提供

チョコレートカフェ

「フィリピンのカカオ・キャピタル」として有名なダバオ市は今回、2019年中により多くのカカオ産業プロジェクトを支援するため、200万ペソの予算を提供したことを発表。

ダバオ市農業部(City Agriculturist Office)のJanuario Bentain氏曰く、当初要請した400万ペソの予算のうち、半分が承認されたとのこと。さらに予算は農家やチョコレート加工業者の両方に利益があるトレーニングの費用として使われると説明した。

トレーニングはチョコレート制作、製品包装およびラベリング、チョコレートフォーラム、製品マーケティングおよび管理研修、事業計画作成などが含まれている。

カカオはダバオ市の工芸作物の一つであり、2017年における最大収穫量は3,434トンを記録し、翌年の2018年は4,174トンに増加。実施中のカカオ産業への支援が継続されれば、2019年の収穫量はさらに5~10パーセント増加する見込みだ。

さらに今年は「Kakao Konek」、「Chocolate Festival sa Kadayawan」 および「Mindanao Trade Expo」といった、カカオ産業関連のメインイベント3点が開催予定である。