【News】イード・アル=アドハ(犠牲祭)の礼拝に向けて厳重な警備体制を整えた

モスク

2025年6月6日にロハス通り沿いのフリーダム・パークで行われるイード・アル=アドハ(犠牲祭)の合同礼拝に際し、ダバオ市警察署(以下DCPO)は、治安維持のために157名の警察官を動員する。

DCPO広報官のヘイゼル・カバレロ・トゥアソン警部は、ダバオのラジオ局「dxDC RMN」のインタビューで、この警備配備計画を確認した。トゥアソン警部は、毎年恒例のこの宗教行事に約5,000人のイスラム教徒が参列する見込みであり、厳重な安全対策を講じると強調した。

また、警察は主会場に加え、市内の54か所のモスクも監視対象としている。すべてのイード関連行事が平穏に執り行われるよう、警備活動は6月12日まで継続される予定である。

今年の準備は、昨年の成功を踏まえて進められている。2024年のイード・アル=アドハの行事は、大きな問題もなく無事に終了した。

昨年は、6月16日にロハス通り沿いのフリーダム・パークで中央礼拝が執り行われ、約2,500人が参加した。DCPO、市災害リスク削減管理局、消防局(BFP)、交通管理局などで構成される計251名の合同部隊が、安全管理と運営を担当した。

当局は、バックパック、ジャケット、刃物類、アルコール飲料、銃器の持ち込み禁止を含む厳重な保安対策を実施した。また、ドローンの使用も禁止された。参列者には、交通規則の遵守と、廃棄物管理を目的とした市の「Clean As You Go(Claygo:使ったらその場で片付けよう)」キャンペーンへの協力が呼びかけられた。

イード・アル=アドハは、イスラム教において最も神聖な祝祭の一つであり、預言者イブラヒム(アブラハム)が神への服従を示した出来事を記念する行事である。この日は、合同礼拝、慈善行為、親族や友人との集まりなどを通じて祝われる。

2025年の祝祭に向けてダバオ市が準備を進めるなか、DCPOおよび地域のイスラム教徒コミュニティは、規律、協力、そして相互の敬意をもって、この神聖な行事の厳粛さを守ることを改めて誓っている。

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