
フィリピン農業省ダバオ地方(以下DA-Davao)は、2025年1月現在、基本的な農産物の価格が安定していると発表した。昨年一連の台風で国内供給が大幅に減少した影響で、首都圏のいくつかの公設市場でトマトの小売価格が最大400%も上昇したにも関わらずだ。
2025年1月9日にDA-Davaoの情報官セルソ・ベルガラ氏は、地方内でのトマトの小売価格が1月第1週時点で1キログラム当たり140ペソであり、2024年12月27日に記録された170ペソと比較して30ペソの減少が見られると述べた。
これは、メトロマニラの一部の小売業者がトマトを1キログラム当たり200〜300ペソで販売しているのに比べて、相対的に低く、手頃な価格である。 ベルガラ氏は、消費者を不当な価格上昇から保護し、公正な市場慣行を確保するため、価格法(共和国法第7581号)に基づいて価格監視を継続すると保証した。
「DA-Davaoの立場では、私たちの価格監視チームは、その使命の一環として活動を強化した。現在のところ、苦情は寄せられていませんが、一般市民には警戒を続け、不正な価格操作の行為を見つけた場合は、価格法に基づき報告することをお願いしています」 と述べた。
バンケロハン公設市場とアグダオ公設市場では、トマトの価格は小売業者や店舗によって1キログラム当たり140〜150ペソの範囲である。 バンケロハン公設市場で長年野菜を販売している31歳のレジー・アン・カスティリョネスさんは、農産物の供給が大幅に不足した場合のみ、価格を引き上げる権限があると話した。 今週初め、DA-Davao中央事務所は、トマトの急騰した価格が2月までに下がる可能性が高いと全国メディアに伝えた。
【特集】ダバオの物価調査2024最新版!生活の為に必要なものの価格を一挙公開
【特集】円安、エネルギー高騰、交通費の値上げ、コロナ後のダバオの物価大調査
【News】ダバオの情報ポータルサイト「ダバオッチ」でサポーター募集開始!
ニュース記事をもっと見る
