ダバオ市議会議員は、ダバオ市住宅局(以下DCHO)設置条例の施行は2024年を予定していると発表した。 DCHOの設置の重要な役割は、ダバオ市のホームレス、危険地域に住む人々、低所得世帯を対象として、彼らの居住地を作るための住宅開発に関する包括的な調査と戦略的計画を実施することである。この取り組みには、シェルター機関や企業セクターが関わっている。
DCHOの設立は、住民の生活の質を向上させ、社会的公平性、経済成長を促進し、豊かな環境を作るために不可欠であり、任命・政府再編委員会委員長のアルベルト・ウンガブ氏第3地区議員は、「DCHOの設置はダバオ市の住宅問題を改善することができるはずだ。特にホームレスの人々や住宅を持たない人々に手頃な価格の低価格住宅を提供することを望んでいる」と語った。
ダバオ市の住宅問題は、急速に増加する人口によって複雑化しており、現在182のバランガイに約180~190万人の住民が住んでいる。ウンガブ氏は、支援の対象となる人々を新しい住宅地に移転させる前に、個人の生活の社会的・経済的要因を考慮することの重要性を強調している。このイニシアチブは、都市計画開発事務所の住宅・宅地開発部門を本格的な市政府の部局に昇格させるものである。 新しい住宅街を建てる場所や住宅の大きさ、料金など多くの人が公平に利用できるための工夫をしなければならないだろう。
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https://davawatch.com/articles/2024/02/16/78405.html