2023年10月のフィリピン統計局(以下PSA)の報告で、ダバオ地方の失業率は2.9%に低下し、2022年10月と2023年7月の労働力調査の3.5%から低下したことが明らかになった。同時に就業率は97.1%に上昇し、2022年10月と2023年7月の96.5%を上回った。
同地域の労働力率(以下LFPR)も上昇し、2023年10月には63.9%に達した。これは、15歳以上のダバオ市民の242万人が就業または失業していることを意味する。2023年10月のLFPRは、2022年10月(62.1%)と2023年7月(59%)を上回った。
2023年10月の失業者数は70,000人と推計され、2022年10月の81,000人から11,000人減少した。失業者の減少は、7万8,000人だった2023年7月から続いている。200万人を超える調査対象者のうち、97.1%にあたる234万5,000人のダバオ市民が雇用されていた。
さらに、2023年10月の不完全雇用率は7.3%で、17万1,000人が追加労働を希望している。これは、2022年10月(7.8%)と2023年7月(13.8%)に報告された率より減少していることを示している。
これらの統計は、ダバオ地方における雇用と労働力の動態が前向きな傾向にあることを示唆している。ダバオ地方は様々な雇用促進、規制、円滑化プログラムやサービスを通じて、ダバオ地方のさらなる成長と繁栄を促進し、雇用機会を助長する環境を育成することに引き続き尽力する。
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