フィリピン健康保険公社(以下PhilHealth)は、今年から加入者の保険料負担を従来の4%から新料率の5%に引き上げると発表した。この引き上げは、2019年にロドリゴ・ドゥテルテ前大統領が署名した共和国法11223号(国民皆保険法)の一部である。同法の第3章では、保険料率はスケジュール、月収の下限、上限に従うとされている。2024-2025年の保険料率は、所得の下限が10,000ペソ、上限が100,000ペソの組合員の場合5%となる。
Philhealth広報のクレア・ゲイル・ゲバラ氏は、加入者が新料金を支払うことで負担を感じるかもしれないが、そのメリットは調整額を上回ると断言した。また、これはプログラムと福利厚生の拡張に使われ、Philhealthの福利厚生支払いの資金を維持するためであると述べた。
基本月給10,000ペソの従業員は500ペソを負担する必要がある。一方、基本月給100,000ペソの所得者は毎月5,000ペソを負担するということである。給料から保険料が引かれるので、痛手に感じる人も多々いるであろう。
拡大されたサービスには、血液透析の保障が90回から156回に、虚血性脳卒中の保障が28,000ペソから76,000ペソに、出血性脳卒中の保障が38,000ペソから80,000ペソに、整形外科と大腸癌のZ給付、外来メンタルヘルス・パッケージが含まれる。保険料負担のメリットも国民にしっかり理解してもらうことが重要だ。
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